求人について

こんにちは、店主でございます。

今回のブログは当店の求人についてお話しさせていただきます。

当店のウェブサイトには「採用情報」の項目がございまして、現在もスタッフを大募集しております。

バー業界に限らず、飲食業界全体の問題として深刻な人材不足に現状陥っているのではないかと考えております。

当店でも実際にいくら求人をかけても応募者がほとんど現れない状態です。
これは当店の採用条件が他店と比べて悪いことも大いに影響していると思われますが、バーテンダーになりたいという方が年々減少しているなぁと実感せずにはいられません。
こうなってしまうと「もう誰でもいいから来て!」と言ってしまいそうになるのですが、私はスタッフに関しては特に強いこだわりと妥協をしない姿勢で採用活動をしております。

最近、当サイトや求人サイトを通じましてポツポツとご応募はいただいておりますが、なかなかこちらの希望する人材とマッチしません。
そこで、このブログを通じまして私の考えるスタッフ採用の指針をあらかじめ表明したほうがいいと思いました。
有り難くも当店のようなお店で働きたいと思ってくださる方にはぜひご応募の前に読んでいただけたら幸いです。

当店も時々求人サイトに広告を掲載させていただいておりますが、当然求人サイトにおいては男女雇用機会均等法などに基づき、求人において性別の制限や年齢の制限を設けない決まりとなっております。
もちろん、当店もその決まりを守った内容で掲載させていただいております。

ですが、当店独自のウェブサイトにおきましては少し内容が変わります。アルバイトに関しては「女性アルバイト」とあえて書かせていただいております。
これには私の考えによる理由がございます。

求人サイトでは「社員待遇のバーテンダー」と「アルバイトスタッフ」の2種類のスタッフを募集しておりますが、性別の制限を設けていないため、アルバイトスタッフにおきましても男性からの応募が度々ございます。
しかしながら、私は男性アルバイトを採用したことは一度もございません。

まず、私の考えとしてオーセンティック・バーのバーテンダーはアルバイトで出来るほど甘いものではないと思っています。
準備や後片付けも含め、フルで一日の流れを把握しながら働いていただかないとお店にとっての良いバーテンダーは育たないと思っています。
ですので「アルバイトでバーテンダーがやりたい」と言われても当店ではお応えすることができません。
当店ではアルバイトの業務はあくまでも「バーテンダーの補佐」であり、バーテンダーにはなれません。
当店でバーテンダーになりたいのであればそれなりの「覚悟」を決めていただきたいのです。
いつ辞めてもいいようなシフトや雇用形態で、当店が培ってきた大事な経験や技術を簡単に教えるわけにはまいりません。
当店ではアルバイト希望の男性につきましては面接の機会を設けることもしておりません。そのままお断りさせていただいております。
男性の方には将来のことをよく考えていただき、当店におきましてはアルバイトではなく、正規バーテンダーとしてご応募いただきたくお願い致します。

もちろん女性の方にも同じく、当店でバーテンダー希望でしたら正規バーテンダーとしてご応募ください。
ここ最近の女性バーテンダーの活躍は目を見張るものがあります。バーテンダーという仕事は実は女性向きなのではないかと思ってしまうほどです。
バーテンダーに関しましては条件は男女とも全く同じです。
アルバイトスタッフはあくまでもバーテンダーの補佐として働いていただきますので、女性ならではの物腰のやわらかさや気遣いを期待しております。

現状、スタッフが足りなくて実は大変困っております・・・。
たくさんのご応募をお待ちしております。

また気が付いたことがありましたら追記させていただきますが、今回はとりあえずここまでとさせていただきます。