『ボガーツ リアル イングリッシュ ジン』入荷しました。

『ボガーツ リアル イングリッシュ ジン』が入荷しました。

実は当店はかなり多くの種類のジンを取り揃えております。
いつもはやはりウイスキーの入荷情報を優先させてしまうので、あまりスピリッツを取り上げることはないのですが、最近では巷でクラフト・ジンが注目を浴びているように、実に様々な個性をもったジンが登場しています。

今回ご紹介するボトルは1940~50年代を代表する名優であるハンフリーボガートをアイコンとしたジンになります。
ROKドリンクス社とハンフリボガート財団がコラボレートし、彼をイメージした ジンを企画しました。
ボガートはドランブイが好きな事で知られていますが、彼の息子 ステファン・ボガート(ハンフリー・ボガートと4人目の妻ローレン・バコールの間にできた息子)は「彼はジンを愛していた」と述べています。
ジンはオランダで発明され、イギリスで完成されました。ボガートも同じくオランダとイギリスの血を引いているからです。

ボガーツ リアル イングリッシュ ジン

この象徴的な蒸留酒は、クラシックかつ洗練されており他に類を見ない味わいを持っています。
さらに少量生産でありスーパープレミアムイングリッシュ ジンと言えます。
蒸留には銅のポットスチルで2回蒸留を行い、非常にスムースかつ雑味の無い口当たりに仕上げており、一回目の蒸留の後ジュニパーベリー、5種類のコリアンダー、砕いたマカダミアナッツ、新鮮なシトラスの皮を浸漬し、2回目の蒸留を行っています。

とにかくラベルが格好いいですね。
「ボギー」の愛称で知られるハンフリーボガートの代表作といえば映画『カサブランカ』。1942年の作品なので、当然私が産まれる前の作品なのですが、確か中学生の時に授業で見た記憶があります。
名セリフ「君の瞳に乾杯」とか当時は随分キザなセリフが多いなぁと思いながら見ていましたが、大人になってからまた見てみると、何とも言えないダンディズムを感じさせる、今でも大好きな俳優さんです。
この作品のテーマ曲である「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」(As Time Goes By)もすごく素敵で印象的な曲でした。

時には「As Time Goes By」を聴きながらお洒落に、ダンディズムに浸ってみるのもいいかもしれません。

~君の瞳に乾杯~

店名の由来の真相

こんにちは、ご機嫌いかがですか?

マスターのブログ、新年1発目と本当に、本当に久々の更新です(>_<)
筆不精なんです、どうか勘弁してやってください。。。

さて、今回は皆さまにお話ししなければならないことがございます。

私、このブログで一部嘘をついておりました。本当に申し訳ございません。

以前、こちらで
『お店でよくある質問 その1~店名の由来~』
というタイトルで、お店でよくある質問として“Bar Sekirei”という店名の由来についてその回答を書かせていただきました。

私の干支が今年の干支である「酉」だから鳥の名前にしたとか日本書紀が何たらとか尤もらしいことをズラズラと書いてしまいましたが、実は真相は最後のほうで煙に巻いていた、

アニメ『セキレイ』から取りました!

別に恥ずかしいから言わなかったわけではございません!
「店名はアニメのセキレイが大好きだからそうしました!」って公然と言ってしまったら、もしかしたら作者の方に怒られるかもしれないと少し心配したのです。。。
だから今までいかにも尤もな理由を創っておりました^^;

でもその心配がなくなりました^^

なんと、去年の9月に「セキレイ」の原作者である極楽院櫻子先生がご来店されたのです!
何でもTwitterで当店の名前を目にしていただき、ずっと気にかけていただいていたそうなんです。
最初は店名の由来が果たして先生自身の作品名からとったものなのか確信が無かったので来店しようかどうか迷っておられたそうなのですが、お知り合いを通じて当店の公式サイトを見、私が「セキレイ」の大ファンであることを知ってこのたび行ってみようとご決心されたそうです。

目の前のお客さまが憧れの極楽院先生と知った時はもう心臓が爆発するかと思いました。
努めて平静を装ってはおりましたが、内心はアワアワでございました(笑)。

改めて私の口から「セキレイ」の大ファンであること、店名はまさにその先生の作品名から付けたことを熱く語らせていただいたところ、なんと先生は怒るどころかとても喜んでいただいたのです。
そしてサインまでいただいてしまいました!
まさに感激の極みでございました。
現在も店内のいちばん相応しい場所に飾らせていただいております。

極楽院櫻子先生のサイン

アニメ「セキレイ」第1期の放映開始は2008年(平成20年)でしたが、私はたしか2010年4月頃の再放送から見たと思います。
私は「セキレイ」を漫画からではなく、アニメで初めて知りました。
ちょうどその頃バーテンダーとしての勉強や独立の計画を踏まえ、何と言いますか、期待もあったのですがそれ以上に大きな不安も抱えた日々を送っていました。
そんな時に、「セキレイ」が再放送され、偶然目にすることとなりました。
ストーリーも私好みでとても良かったのですが、とにかく印象に残ったのが主題歌で、歌詞の内容といい、力強いメロディといい、当時の私にはこの上なく元気づけられた曲で一発で大好きになりました。
いつも移動中にはこの曲を聴いていて、元気のない時などはこの曲にだいぶ勇気づけられていました。
今でも間違いなく、私の「ラッキー・ソング」のひとつです。

自分にとってパワーと幸運をくれる作品だったので、もし、今後自分がバーテンダーとしてお店を持つことができたら、お店の名前は「セキレイ」にしょうと決めていました。
これが店名の本当の由来です^^

極楽院先生にもその思いを伝えることができましたし、これで堂々と本当の由来を皆さまにもお伝えすることができます^^

私は「セキレイ」のキャラクターの中では月海が大好きです。はい、2次元嫁のひとりです(笑)。

とてもタイムリーなことにフィギュアメーカーのオーキッドシードさんから月海のフィギュアが今月発売予定です。素晴らしい出来です。3個は買います(笑)。で、お店に1個飾ります^^

夢がありまして、いつかキチンと公認取って「月海」という名のカクテルを創ってみたいですね。
ですが、想い入れが強過ぎて、「鶺鴒」,「月海」と名前の付くカクテルはそうそう気軽に創ることができません。
いつか自分のバーテンダーとしての集大成として自信がついた時に実現できればいいかなと思っています。
お店を代表するカクテルにしたいです。

・・・・・・・・・・・

さて、今回のブログはここまでの筈だったのですが・・・・・、

なんと、極楽院先生のブログでトンデモナイ記事を発見してしまいました!

当店のことを取り上げてくださっているではないですか!→コチラ

しかもバーテンダー姿の「焰」がいるではないですか!
ウチの店長として即採用させてください。お願いします。

極楽院先生、ご来店誠にありがとうございました!
お忙しいとは思いますが、またお気軽にお越しください。再会の日を楽しみにしております。

※極楽院櫻子先生の新作「ブレイブスター☆ロマンティクス」が『ヤングガンガン』にて連載中,単行本第1巻が発売中です。
「セキレイ」は全18巻が発売中となっています。先生の描くキャラクターたちが大好きな店主のおすすめ!ぜひ読んでみてくださいませ^^

『ハイランドパーク 1968年 オーカディアン・ヴィンテージ』入荷しました。

『ハイランドパーク 1968年 オーカディアン・ヴィンテージ』が入荷しました。

結構とんでもないボトルを仕入れてしまいました^^;
思い切りが良過ぎて少し反省しております。。。
世界限定1,550本で40年もの、軽く当店の在庫最高値を更新してしまいました。

(以下、輸入元パンフレットより抜粋)

スコットランドの北端、北緯59度に位置し、大小70余りの島々からなるオークニー諸島。ハイランドパーク蒸留所は、首都メインランドのカークウォールという街にあります。
1798年の創業以来、ハイランドパークは、オークニー島、島民の生活の一部に根付いています。
島民は今でも自らをスコットランド人ではなく、“オーカディアン”と呼んでいる誇り高き民族です。
Orcadian Vintage(オーカディアン・ヴィンテージ)は、オークニー島とその島民、島の豊かな文化遺産や魅力的な神話・伝説を表現した限定商品のシリーズです。
これまで計5ヴィンテージ(1964【販売終了】,1968,1970,1971,1976)を発表しており、ヴィンテージによってそれぞれユニークな特徴を持っています。

シリーズ2作目となる1968オーカディアン・ヴィンテージは、2009年に発表されました。ハイランドパークのウイスキーメーカー、マックス・マクファーレンが厳選したリフィル・ホッグスヘッド8樽から、1,550本作り上げられました。熟成年数は40年に及びます。カスクストレングス45.6%、自然な金色の色合いで、かすかなハチミツとレモングラスのフレーバーを伴うフルボディタイプです。1968オーカディアン・ヴィンテージは、ハイランドパークの比類ない素晴らしさを体現しているウイスキーです。

正直申しまして1ショットのお値段も相当なものです。
なのでご注文はハーフショットからでも構いません。
人生の記念としてお飲みになられる幸運なお客さまをいつまでもお待ちしております。

ハイランドパーク 1968年 オーカディアン・ヴィンテージ

アルコール度数: 45.6%
容量: 700ml
ヴィンテージ:1968年
熟成年数:40年
輸入元:レミーコアントロージャパン株式会社

【オフィシャルテイスティングノート】
≪色≫ 特筆すべきほど、クリアで明るく豊かな自然な金色。
≪香り≫  強い香り、そのあとにかすかなハチミツ、魅惑的なレモングラス、サンダルウッドのノート。様々なアロマ豊かなスパイス。
≪味わい≫  実に自然なハイランドパークの複雑な味わいが表現されている。はっきりとしたシトラスの香りは乾燥したオレンジ ピールに変わり、一方では鉛筆の削りかすから燻したオークのような味わい。香りのあるスパイスはショウガや、グローヴ、かすかなショウノウとして現れる。少しづつ加水することによりヴァニラの甘さや繊細なスパイシーさの絶妙なバランスを創り出す。
≪フィニッシュ≫  非常に長く驚くほど甘い。リッチなスパイスの余韻はこのシングルモルトに受け継がれる財産である。

『戦国武将 加藤清正 グレンアラヒー 22年』入荷しました。

『戦国武将 加藤清正 グレンアラヒー 22年』が入荷しました。

こちらのボトルは愛知発「戦国武将ウイスキー」シリーズの第6弾になります。
これまで愛知県を中心に一部のバーでしか飲むことのできなかった戦国武将ご当地ボトルウイスキーシリーズが、加藤清正ボトルに限って熊本城支援ボトルとして広く一般販売されることになりました。
ボトル1本につき2,000円が、熊本城災害復旧支援金として先の熊本地震で被害のあった熊本城の復旧作業資金にあてられます。
戦国武将ボトルプロデューサーの佐々木シュウジ氏とコラボでイラストレーター勝亦勇氏がデザインしたラベルが好評です。

蒸留所はグレンアラヒーの1993年になりますが、こちらの蒸留所はオフシャルはなく、ボトラーもあまり見かけません。

歴史好きの方はもちろん、ウイスキー愛好家もこの機会にぜひお試しください。

戦国武将 加藤清正 グレンアラヒー 22年

アルコール度数: 51.8%
容量: 700ml
ヴィンテージ:1993年
熟成年数:22年

【輸入元のテイスティング・コメント】
色 : 麦わら色
香り : バニラや花、キウイ、バナナ、シトラス、わずかにミントやグリーンティー
味 : はちみつやナッツの温かみ、フルーティ、ドライフルーツ、フレッシュアーモンド
フィニッシュ : フレッシュでクリーン、ミディアムロング
★とても心地良くエレガント、フレッシュなフルーティ。ニートがおすすめ。

『ザ・グラバー 18年』入荷しました。

『ザ・グラバー 18年』が入荷しました。

アデルフィからリリースされたザ・グラバーはウイスキー業界でも革新的なジャパニーズモルト&スコッチモルトウイスキーをブレンドしたスペシャルなウイスキーです。
商品名の「グラバー」は、長崎の有名な観光地「グラバー邸」の家主、トーマス・ブレーク・グラバー氏から取ったもの。
グラバー氏のもと発展してきたスコットランドと日本の友好関係及び彼の功績を記念して発売されたのがこのボトルです。
アデルフィの社長を務めるアレクサンダー・ブルース氏が1858年に日英修好通商条約を調印した第8代エルギン伯ジェイムズ・ブルースの玄孫にあたる縁からアデルフィ社がブレンドを手掛けることとなりました。

今回の18年は一昨年リリースされた14年の後継版とも呼べるもので、パッケージも14年と同様のトール瓶です。
14年に比べスモーキーフレーバーが無く、繊細で綺麗なフレーバー、ハニーやアップルなど上品なスペイサイドモルトのニュアンスで、熟成も長くなり奥にあるオーキーなテイストがより複雑で骨格あるボディに仕上げています。

「ジャパニーズウイスキーとスコッチモルトの比類無き融合」をテーマに造られたこのボトルはスコットランド産モルト原酒と日本産モルト原酒から構成されており、構成原酒は非公開とされています。付属のリーフレットには、日英モルト原酒の橋渡しとしてグラバーの出身地アバディーンにあるグレンギリー蒸留所のモルト原酒が少し加えられていること、肥土伊知郎氏から羽生蒸留所のモルト原酒が提供されたことへの謝辞が記されています。
アデルフィ社社長アレクサンダー・ブルース氏と同社のテイスティングを担当するチャールズ・マクリーン氏の2人が入念なテイスティングを重ねたそうで、比率はスコットランド産モルトの方が多いとのことです。

とてもユニークな配合の、この限定ボトルをぜひ味わってみてください。

ザ・グラバー 18年

アルコール度数: 48.6%
容量: 700ml
熟成年数:18年
輸入元:有限会社スリーリバーズ

【テイスティングノート】
色は熟れたとうもろこし、太陽の光。味はリッチ&フルーティで、完熟の洋梨、ジューシーな真っ赤なリンゴ、チェリーにオレンジジュース。スポンジケーキの上にのったバニラ、ストロベリージャムとホイップクリーム。加水すると口の中でとろけるように甘くなり、チョコレートにココナッツ、熟れたパイナップルとコショウが口の中を冷やすよう。フィニッシュはスミレの花が拡がりとても複雑で優雅になる。