Bar Sekirei のマスター のすべての投稿

ハードボイルドな隠れオタクを目指しております。

『エクスクルーシヴ・モルツ グレングラント 1990年』入荷しました。

『エクスクルーシヴ・モルツ グレングラント 1990年』が入荷しました。

奇しくも当店が今年リリースした『グレングラント1990 “バーテンダー à Tokyo” ボトル』 と熟成年数が同じということで、同じ年の違う樽をボトリングしたということになります。
味も香りも明らかに異なっているので、ぜひ飲み比べていただきたいと思います。

人気の「エクスクルーシヴ・モルツ」,お勧めです!

エクスクルーシヴ・モルツ グレングラント 1990年

アルコール度数: 51.3%
容量: 700ml
ヴィンテージ:1990年
熟成年数:25年
輸入元:有限会社スリーリバーズ
カスクタイプ : リフィル・バレル

【テイスティングノート】
香りは樽の貯蔵庫、オークとソフトなスパイス、後ろにフルーツ。味は少しスモーキーで、古いオークとスパイス、ソフトなフルーツ。フィニッシュはソフトフルーツとマイルドなオーク。

エクスクルーシヴ・モルツ [Exclusive Malts]
その徹底したテイスティングが生み出すクオリティの高さ、そしてお手頃な価格がまさにベストマッチして、大変な反響を頂いております。
品質にこだわり、良質の樽を見つけた時にしかボトリングしない、という代表のデイヴィッド・スターク氏の姿勢が日本市場でも受け入れられています。
生産元の「クリエイティヴ・ウイスキー社」は、同氏が代表を務める会社で、彼は「モルトウイスキーガイド」などの著書もあり、また「ウイスキーマガジン」誌のテイスティング部門のパネラーとして、数々のウイスキーのテイスティング及び評価をしてきました。それと同時に、大手瓶詰め業者のブランドアンバサダー(大使)として、テイスティングや樽選びにその手腕を発揮していました。そんな彼が立ち上げた「エクスクルーシヴ・モルツ」「エクスクルーシヴ・カスク」「エクスクルーシヴ・レンジ」等のシリーズは、どのウイスキーの品質も大変高く、彼のバックグラウンド、そして味に対するこだわりを見事に裏付けています。

『キルホーマン 2011年 オロロソシェリーバット for Bar Show』入荷しました。

『キルホーマン 2011年 オロロソシェリーバット for Bar Show』が入荷しました。

2016年5月14日(土)・15日(日)に開催された「Tokyo International BarShow + WHISKY EXPO JAPAN 2016」を記念して販売された限定ボトルになります。

2005年、アイラ島に124年ぶりに誕生したキルホーマン蒸溜所は、19世紀のアイラ島では一般的であったファームディスティラリー(農場蒸溜所)を再現し、使用する大麦の一部を自社の畑で栽培しています。
アイラ島産ピートをたっぷりと焚き込んだフェノール値50ppmのヘビーピーテッド麦芽を、1組の極小ポットスティルで丁寧に蒸溜しています。
昨年12月にちょうど10周年を迎え、これからの成長が楽しみな蒸溜所です。

今回、生産量の80%をバーボンバレルで熟成している同蒸溜所において、貴重なシェリーバットの5年熟成1樽を、カスクストレングスにてボトリング。香 りはタール様のスモーク、キッパー(燻製ニシン)、次第に蜂蜜、りんご、モルティな甘さへと変化します。味わいはオイリー、ゴールデンシロップ、ドライア プリコット、ミルクチョコレート。フィニッシュに心地よいピートスモークが包み込んでくれます。

これまで当店でもキルホーマンのボトルは何種類も入荷しておりましたが、シェリーバット熟成のものは特に人気があります。
ぜひいちどお飲みになってみてください。

キルホーマン 2011年 オロロソシェリーバット for Bar Show

蒸溜年月日 : 2011年3月31日
瓶詰年月日 : 2016年3月11日
カスクタイプ : オロロソシェリーバット
カスクナンバー : No.162
アウトターン : 636本

『ロイヤル・ロッホナガー セレクテッド・リザーヴ』入荷しました。

『ロイヤル・ロッホナガー セレクテッド・リザーヴ』が入荷しました。

スコットランドで最も小さい蒸留所のひとつであるロイヤルロッホナガー蒸留所で、厳選された樽のみからつくられた毎年数千本しか発売されない希少性の高いプレミアムシングルモルトウイスキーで、すべてにシリアルナンバーが明記されています。

苔、生垣の植物のようなみずみずしい香りやフルーツをともなう奥深く複雑な香りと、フレッシュな樹木を思わせるエレガントで滑らかな味わいが特長です。
また、豊かなピート香とシェリー樽熟成によるリッチな味わいが秀逸。

当店のボトルの中でも高い価格帯に入りますが、このボトルとの出会いはまさに一期一会。
記念すべき夜にぜひお試しくださいませ。

ロイヤル・ロッホナガー セレクテッド・リザーヴ

2008年ボトリング
シリアルNo.3846(総数6540本)

『キャプテン モルガン キャノン ブラスト』入荷しました。

ちょっと変わりダネのボトルをご紹介します。

『キャプテン モルガン キャノン ブラスト』が入荷しました。
ラムのメジャーブランド「キャプテン モルガン」の新商品。

砲弾のボトルが格好良いですね。
海賊好きには堪りません。

奇抜なボトルとは対照的に中身は通常のスパイスド・ラムとは一線を画す贅沢なラムになっています。
スウィートな柑橘系のフレーバーと暖かいスパイスのフレーバーが融合したデリシャスな逸品をぜひお愉しみください。

キャプテンモルガン キャノン ブラスト1

キャプテンモルガン キャノン ブラスト2

おかげさまで5周年。

久々のブログ更新です。

当店は今年の9月1日で5周年を迎えます。
こうして開店5周年が迎えられますのは、ひとえにお得意様及び皆々様のお陰と深く感謝しております。

正直申しまして秋葉原で5年もつかどうかとても不安でした。
ゆかりのある大好きな秋葉原でお店を持ちたいという思いだけで始めてみたものの、秋葉原でずっと続けられるという確たる根拠もなく、ただただ1日1日を無事に乗り越えていくために必死でした。

秋葉原という特殊な地域で商売することの難しさをよく知っていたので、1周年を迎えさらに3周年になってもあまり嬉しさというものは感じられませんでした。3周年を迎えることはできても5周年は迎えられないかもしれない、常にそんな思いが頭の中をよぎっておりました。

以前のブログにも書いたかもしれませんが、秋葉原という街は「振り返らない街」,「常に変化し続ける街」だと認識しております。潮の流れに例えればまさに「急流」、ここで商売する者にとってはしっかり泳いでいなければあっという間に渦に呑み込まれて消えてしまう危うさをもった街だと感じております。
事実、当店がオープンしてからこの5年のあいだに街並みはかなり変化致しました。また、この5年のあいだに多くのお店が生まれ、また同じぐらいなくなっていきました。

私のお店も5周年は迎えますが6周年は迎えられないかもしれません。
ほんっと、この悩み、キリがありませんね^^;

ただ、当初の目標は「とにかく5年は生き残る」でした。なので最初の節目と思っていた5周年を迎えられたことは素直に喜びたいと思います。
後ほど告知致しますが、いつもよりちょっと贅沢に記念イベントもやりたいと思っています。

私にとっての次の大きな目標は「10周年を迎えること」です。
10周年迎えたら少しは安心できるかな、と。。。
末広町にお店ありますので末広がりってことでとりあえずはその前に「8周年」目標でもいいかも。。。

そのためにこの5周年はいったんリセットするぐらいの気持ちで臨んでいきたいと思っています。
派手ではないかもしれませんが、いろいろと大きな変革を行っていくつもりです。
本当は9月からやっていきたかったのですが、10月頃から少しずつ実行に移していけるのではないかと思います。
急流に流されないための体力をしっかりつけていきたいなと思っています。

ウチのような小さなお店が5周年を迎えることができたのは自分でも驚くべきことと思っております。
ブレずにやっていこうと決めたお店ではありますが、その辺を高く評価していただき、何回も足を運んでいただいているお客さま、わざわざ遠くからお越しいただいたり、前を通りがかったのがきっかけで初めて入ってきてくださるお客さま、そんな全てのお客さまのおかげでこうして私は大好きな秋葉原で生活することができています^^

ちょっと言い訳みたいになってしまうのですが最近、「マスターに会えない」とか「居てもあまり話してくれない」とか人によっては感じることがあるかもしれません。本当にごめんなさい。
まず5周年ということでカミング・アウトさせていただきますが、マスターは実は人見知りでコミュ障です。
そう、マスターは実は「人見知り」で「コミュ障」だったのです。
大事なことなので2回言わせていただきました。。。
当初、営業中や業務上の面会の際は、マスターは「コミュ力高い人」を全力で演じさせていただいておりました。だって接客業ですもの。
それが、最近になってようやく素に近付いてきたということでしょうか。。。^^;
でも、心の中では毎日、皆さまにとても感謝しています。
秋葉原でお店を続けられるのも応援していただいている周りの方やお客さまのおかげです。私のコンセプトで運営させていただいているお店を気に入って通っていただいているわけですから、それはもう半ば同じ趣味を共有したお仲間みたいなものでございます。
心からの歓迎と感謝をしております。それだけは誤解なく、申し上げたかったです。
そして、このようなことが徐々にできるようになったのも素晴らしいスタッフが居てくれるおかげです。
人見知りでコミュ障なマスターはどんどん裏方にまわらせていただき、あとはとっても「フレンドリー」で「シャイニー」なウチの若いスタッフがお客さまのお相手をさせていただく、いやぁホントにラク・・・
ではなくて、自分の理想的な役割分担が出来てきたのでないかと喜んでおります。
現在のスタッフ、そしてこれまでの5年間にその礎を築くお手伝いをしていただいたスタッフの皆さんにも心からの感謝をさせていただきます。

「変化し続ける街にあえて“不変”をつくる」

「街並みが変わっても此処だけは変わらない安寧の場所をつくる」

これからもその目的のために邁進していきたいと思っております。

継続していくことへの悩みは尽きませんが、応援していただき、ご来店いただく皆さまの存在が支えになります。
逆に私の店の存在が少しでも皆さまの心の支えになれればと願っています。

「人生に迷ったら酒場(バー)に行け」

バーの師匠から教わったこの言葉はお客さまにとっても、そして私にとりましても・・・、

秋葉原に集う全ての方の癒しと救いの場になれるようにこれからも頑張ってまいりたいと思います。

まずはこの5周年を皆さまと一緒にお祝い致しましょう!
イベント期間中(9月3日~9日)のご来店を心よりお待ち申し上げます^^