「入荷情報」カテゴリーアーカイブ

『ザ・グラバー 18年』入荷しました。

『ザ・グラバー 18年』が入荷しました。

アデルフィからリリースされたザ・グラバーはウイスキー業界でも革新的なジャパニーズモルト&スコッチモルトウイスキーをブレンドしたスペシャルなウイスキーです。
商品名の「グラバー」は、長崎の有名な観光地「グラバー邸」の家主、トーマス・ブレーク・グラバー氏から取ったもの。
グラバー氏のもと発展してきたスコットランドと日本の友好関係及び彼の功績を記念して発売されたのがこのボトルです。
アデルフィの社長を務めるアレクサンダー・ブルース氏が1858年に日英修好通商条約を調印した第8代エルギン伯ジェイムズ・ブルースの玄孫にあたる縁からアデルフィ社がブレンドを手掛けることとなりました。

今回の18年は一昨年リリースされた14年の後継版とも呼べるもので、パッケージも14年と同様のトール瓶です。
14年に比べスモーキーフレーバーが無く、繊細で綺麗なフレーバー、ハニーやアップルなど上品なスペイサイドモルトのニュアンスで、熟成も長くなり奥にあるオーキーなテイストがより複雑で骨格あるボディに仕上げています。

「ジャパニーズウイスキーとスコッチモルトの比類無き融合」をテーマに造られたこのボトルはスコットランド産モルト原酒と日本産モルト原酒から構成されており、構成原酒は非公開とされています。付属のリーフレットには、日英モルト原酒の橋渡しとしてグラバーの出身地アバディーンにあるグレンギリー蒸留所のモルト原酒が少し加えられていること、肥土伊知郎氏から羽生蒸留所のモルト原酒が提供されたことへの謝辞が記されています。
アデルフィ社社長アレクサンダー・ブルース氏と同社のテイスティングを担当するチャールズ・マクリーン氏の2人が入念なテイスティングを重ねたそうで、比率はスコットランド産モルトの方が多いとのことです。

とてもユニークな配合の、この限定ボトルをぜひ味わってみてください。

ザ・グラバー 18年

アルコール度数: 48.6%
容量: 700ml
熟成年数:18年
輸入元:有限会社スリーリバーズ

【テイスティングノート】
色は熟れたとうもろこし、太陽の光。味はリッチ&フルーティで、完熟の洋梨、ジューシーな真っ赤なリンゴ、チェリーにオレンジジュース。スポンジケーキの上にのったバニラ、ストロベリージャムとホイップクリーム。加水すると口の中でとろけるように甘くなり、チョコレートにココナッツ、熟れたパイナップルとコショウが口の中を冷やすよう。フィニッシュはスミレの花が拡がりとても複雑で優雅になる。

 

『ボジョレー・ヌーヴォー 2016』 解禁!

『ボジョレー・ヌーヴォー 2016』がいよいよ解禁致しました。

2016年ボジョレー・ヌーヴォー

当店でも数ヶ月前から予約を入れ、厳選した2種類のボトルをご提供させていただきます。
こちらでは1本ずつご紹介させていただきます。

フィリップ・パカレ ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール 2016

【フィリップ・パカレ ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール 2016】
産地 : フランス/ボジョレー地区
葡萄品種 : ガメイ種
偉大なる叔父が努力を注いだこのボジョレーの土地をリスペクトしながら、パカレ流のヌーヴォーへと仕上げて行きます。彼の他のワインと同様に自然酵母のみで発酵。醸造中にはSO2は加えず、必要に応じて瓶詰め前に極少量のみ添加。ガメイ種は本来エレガントで気品のある品種と考えるパカレのヌーヴォーはフェミニンで透き通る様な飲み口を持ちます。また長熟のポテンシャルもあり、熟成後も楽しみです。

フィリップ・パカレ [Philippe Pacalet]
今やブルゴーニュの生産者として筆頭に名前が挙がる生産者となったフィリップ・パカレ。ボジョレー出身で、代々続く栽培・醸造家の家系で育ちました。自然派ワインの父故マルセル・ラピエールを叔父にもつ家系であるという事は、あまりにも有名です。子供の頃からワインの傍らで育った彼にとって、「ワインの世界に生きる」という事は当然でしたが、今の彼の成功には様々な出会いが関係しています。
ブルゴーニュ・ディジョン大学で、醸造学を学んでいた時に叔父ラピエールの紹介で、ボジョレーの醸造家であり高名な醸造科学者であるジュール・ショーヴェと知り合います。化学物質を使わない自然なワイン造りを行っていたショーヴェ氏のもと大学で「自然栽培と酵母」「土壌と酵母」についての研究を深めていきます。
大学卒業後は、ビオロジック農法団体「ナチュール・プログレ」で2年程務めた後に、ドメーヌ・プリューレ・ロックの醸造及び販売責任者となり2001年までの間10年に渡って働きます。この間にロックのワインの評価は世界的に高まり、それと共にパカレの名声も上がっていきました。その後は自身のドメーヌを立ち上げ、2001年が初ヴィンテージ。
自らの畑を持たず全て賃貸契約畑でワインを仕上げますが、畑の台木選びから醸造まで徹底的したこだわりを持っています。土中のミネラル分がテロワールとしてワインに表現されるとして、収穫した葡萄はテロワールを表現する為に要となる天然酵母を使用。醸造中にはSO2を加えず、必要最低限のみの人的介入でワイン造りを行っています。
科学者ジュール・ショヴェに師事し、ワイン造りにおける全ての過程は科学的根拠に基づいて説明出来るとする、理論派ヴァン・ナチュール醸造家です。

ルイ・テット ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2016 キュヴェ・サントネール

【ルイ・テット ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2016 キュヴェ・サントネール】
産地 : フランス/ボジョレー地区
葡萄品種 : ガメイ種
樹齢100年以上のガメイから造られる特別な1本。 僅か3.3ヘクタールの畑にある樹齢100年以上の葡萄のみを使用した特別なヌーヴォー。畑は、標高370mに位置する西向きの斜面にあります。驚くべき事に、1本の樹に2房しか実を付けないため、他の葡萄ではだせない凝縮感と味わいの深さがあります。

以上、今年の葡萄の収穫を祝いながら話の種に飲んでみてください。

『富士山麓 シングルモルト 18年』入荷しました。

『富士山麓 シングルモルト 18年』が入荷しました。

世界に二つとない、富士山麓の自然が育んだやわらかな味わいのシングルモルト,豊かな香りとなめらかな口当たり、やわらかな味わいや心地良く長く続く余韻が特長です。
トロピカルフルーツや洋梨を想わせる甘い香りに、クッキーやバニラを想わせる芳ばしい香りと控えめなピートの香りが続きます。

残念ながらこちらのボトルは既に終売、当店でも1本のみの入荷で、これで最後となります。

ボトルに隠れた富士を眺めながらぜひ味わってみてください。

富士山麓 シングルモルト 18年

アルコール度数: 43%
容量: 700ml
熟成年数:18年

『エクスクルーシヴ・モルツ グレングラント 1990年』入荷しました。

『エクスクルーシヴ・モルツ グレングラント 1990年』が入荷しました。

奇しくも当店が今年リリースした『グレングラント1990 “バーテンダー à Tokyo” ボトル』 と熟成年数が同じということで、同じ年の違う樽をボトリングしたということになります。
味も香りも明らかに異なっているので、ぜひ飲み比べていただきたいと思います。

人気の「エクスクルーシヴ・モルツ」,お勧めです!

エクスクルーシヴ・モルツ グレングラント 1990年

アルコール度数: 51.3%
容量: 700ml
ヴィンテージ:1990年
熟成年数:25年
輸入元:有限会社スリーリバーズ
カスクタイプ : リフィル・バレル

【テイスティングノート】
香りは樽の貯蔵庫、オークとソフトなスパイス、後ろにフルーツ。味は少しスモーキーで、古いオークとスパイス、ソフトなフルーツ。フィニッシュはソフトフルーツとマイルドなオーク。

エクスクルーシヴ・モルツ [Exclusive Malts]
その徹底したテイスティングが生み出すクオリティの高さ、そしてお手頃な価格がまさにベストマッチして、大変な反響を頂いております。
品質にこだわり、良質の樽を見つけた時にしかボトリングしない、という代表のデイヴィッド・スターク氏の姿勢が日本市場でも受け入れられています。
生産元の「クリエイティヴ・ウイスキー社」は、同氏が代表を務める会社で、彼は「モルトウイスキーガイド」などの著書もあり、また「ウイスキーマガジン」誌のテイスティング部門のパネラーとして、数々のウイスキーのテイスティング及び評価をしてきました。それと同時に、大手瓶詰め業者のブランドアンバサダー(大使)として、テイスティングや樽選びにその手腕を発揮していました。そんな彼が立ち上げた「エクスクルーシヴ・モルツ」「エクスクルーシヴ・カスク」「エクスクルーシヴ・レンジ」等のシリーズは、どのウイスキーの品質も大変高く、彼のバックグラウンド、そして味に対するこだわりを見事に裏付けています。

『キルホーマン 2011年 オロロソシェリーバット for Bar Show』入荷しました。

『キルホーマン 2011年 オロロソシェリーバット for Bar Show』が入荷しました。

2016年5月14日(土)・15日(日)に開催された「Tokyo International BarShow + WHISKY EXPO JAPAN 2016」を記念して販売された限定ボトルになります。

2005年、アイラ島に124年ぶりに誕生したキルホーマン蒸溜所は、19世紀のアイラ島では一般的であったファームディスティラリー(農場蒸溜所)を再現し、使用する大麦の一部を自社の畑で栽培しています。
アイラ島産ピートをたっぷりと焚き込んだフェノール値50ppmのヘビーピーテッド麦芽を、1組の極小ポットスティルで丁寧に蒸溜しています。
昨年12月にちょうど10周年を迎え、これからの成長が楽しみな蒸溜所です。

今回、生産量の80%をバーボンバレルで熟成している同蒸溜所において、貴重なシェリーバットの5年熟成1樽を、カスクストレングスにてボトリング。香 りはタール様のスモーク、キッパー(燻製ニシン)、次第に蜂蜜、りんご、モルティな甘さへと変化します。味わいはオイリー、ゴールデンシロップ、ドライア プリコット、ミルクチョコレート。フィニッシュに心地よいピートスモークが包み込んでくれます。

これまで当店でもキルホーマンのボトルは何種類も入荷しておりましたが、シェリーバット熟成のものは特に人気があります。
ぜひいちどお飲みになってみてください。

キルホーマン 2011年 オロロソシェリーバット for Bar Show

蒸溜年月日 : 2011年3月31日
瓶詰年月日 : 2016年3月11日
カスクタイプ : オロロソシェリーバット
カスクナンバー : No.162
アウトターン : 636本