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2017年 明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

昨年は当店をご愛顧賜り誠にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年は5周年を迎え、慌ただしい中であっという間に1年が経ってしまった印象があります。
昨年を漢字一文字で例えるならばと聞かれれば「宴」であったかと思います。

スタッフ酒井のカクテル・コンペティション初出場にて初受賞,夢の当店プライベート・ブランドのボトル『グレングラント1990 “バーテンダー à Tokyo” ボトル』の誕生,5周年記念イベントの開催,お客さまの結婚式に出席したことなど、実に喜ばしいことばかりありました。
店主個人としましても、少しだけ現場の仕事に余裕が生まれ、普段はあまり出来なかった秋葉原周辺の会合にいくつか顔を出すことができました。
一気に交友関係も拡がりまして、実に有意義な時間を多く過ごしました。この場を借りまして昨年お知り合いになれました全ての皆さまにお世話になった感謝を申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年の半ばから新しいスタッフが入りまして、たった半年のあいだに随分と頼もしい存在となってくれました。
今年はより一層の成長と活躍を見せてくれるものと期待しております。

本年はお店として更なる内容の充実を図っていきたいと思います。
後ほどまたブログに書きたいと思いますが、まずはずっと前からやりたかったことを年始からようやく実現することができます。
その他にもまだまだやらなければならないことが沢山ございます。今年はそれらのことをひとつひとつ着実に実践し、お店にとってもお客さまにとりましても快適な空間を創り上げていけるように努力してまいりたいと思います。

日頃ご贔屓にしていただいているお客さまと応援をくださる皆さまのご健康と、新たな素晴らしい出会いが多くありますことを祈りまして、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

店主(年男)

2017年新年イメージ画像

おかげさまで5周年。

久々のブログ更新です。

当店は今年の9月1日で5周年を迎えます。
こうして開店5周年が迎えられますのは、ひとえにお得意様及び皆々様のお陰と深く感謝しております。

正直申しまして秋葉原で5年もつかどうかとても不安でした。
ゆかりのある大好きな秋葉原でお店を持ちたいという思いだけで始めてみたものの、秋葉原でずっと続けられるという確たる根拠もなく、ただただ1日1日を無事に乗り越えていくために必死でした。

秋葉原という特殊な地域で商売することの難しさをよく知っていたので、1周年を迎えさらに3周年になってもあまり嬉しさというものは感じられませんでした。3周年を迎えることはできても5周年は迎えられないかもしれない、常にそんな思いが頭の中をよぎっておりました。

以前のブログにも書いたかもしれませんが、秋葉原という街は「振り返らない街」,「常に変化し続ける街」だと認識しております。潮の流れに例えればまさに「急流」、ここで商売する者にとってはしっかり泳いでいなければあっという間に渦に呑み込まれて消えてしまう危うさをもった街だと感じております。
事実、当店がオープンしてからこの5年のあいだに街並みはかなり変化致しました。また、この5年のあいだに多くのお店が生まれ、また同じぐらいなくなっていきました。

私のお店も5周年は迎えますが6周年は迎えられないかもしれません。
ほんっと、この悩み、キリがありませんね^^;

ただ、当初の目標は「とにかく5年は生き残る」でした。なので最初の節目と思っていた5周年を迎えられたことは素直に喜びたいと思います。
後ほど告知致しますが、いつもよりちょっと贅沢に記念イベントもやりたいと思っています。

私にとっての次の大きな目標は「10周年を迎えること」です。
10周年迎えたら少しは安心できるかな、と。。。
末広町にお店ありますので末広がりってことでとりあえずはその前に「8周年」目標でもいいかも。。。

そのためにこの5周年はいったんリセットするぐらいの気持ちで臨んでいきたいと思っています。
派手ではないかもしれませんが、いろいろと大きな変革を行っていくつもりです。
本当は9月からやっていきたかったのですが、10月頃から少しずつ実行に移していけるのではないかと思います。
急流に流されないための体力をしっかりつけていきたいなと思っています。

ウチのような小さなお店が5周年を迎えることができたのは自分でも驚くべきことと思っております。
ブレずにやっていこうと決めたお店ではありますが、その辺を高く評価していただき、何回も足を運んでいただいているお客さま、わざわざ遠くからお越しいただいたり、前を通りがかったのがきっかけで初めて入ってきてくださるお客さま、そんな全てのお客さまのおかげでこうして私は大好きな秋葉原で生活することができています^^

ちょっと言い訳みたいになってしまうのですが最近、「マスターに会えない」とか「居てもあまり話してくれない」とか人によっては感じることがあるかもしれません。本当にごめんなさい。
まず5周年ということでカミング・アウトさせていただきますが、マスターは実は人見知りでコミュ障です。
そう、マスターは実は「人見知り」で「コミュ障」だったのです。
大事なことなので2回言わせていただきました。。。
当初、営業中や業務上の面会の際は、マスターは「コミュ力高い人」を全力で演じさせていただいておりました。だって接客業ですもの。
それが、最近になってようやく素に近付いてきたということでしょうか。。。^^;
でも、心の中では毎日、皆さまにとても感謝しています。
秋葉原でお店を続けられるのも応援していただいている周りの方やお客さまのおかげです。私のコンセプトで運営させていただいているお店を気に入って通っていただいているわけですから、それはもう半ば同じ趣味を共有したお仲間みたいなものでございます。
心からの歓迎と感謝をしております。それだけは誤解なく、申し上げたかったです。
そして、このようなことが徐々にできるようになったのも素晴らしいスタッフが居てくれるおかげです。
人見知りでコミュ障なマスターはどんどん裏方にまわらせていただき、あとはとっても「フレンドリー」で「シャイニー」なウチの若いスタッフがお客さまのお相手をさせていただく、いやぁホントにラク・・・
ではなくて、自分の理想的な役割分担が出来てきたのでないかと喜んでおります。
現在のスタッフ、そしてこれまでの5年間にその礎を築くお手伝いをしていただいたスタッフの皆さんにも心からの感謝をさせていただきます。

「変化し続ける街にあえて“不変”をつくる」

「街並みが変わっても此処だけは変わらない安寧の場所をつくる」

これからもその目的のために邁進していきたいと思っております。

継続していくことへの悩みは尽きませんが、応援していただき、ご来店いただく皆さまの存在が支えになります。
逆に私の店の存在が少しでも皆さまの心の支えになれればと願っています。

「人生に迷ったら酒場(バー)に行け」

バーの師匠から教わったこの言葉はお客さまにとっても、そして私にとりましても・・・、

秋葉原に集う全ての方の癒しと救いの場になれるようにこれからも頑張ってまいりたいと思います。

まずはこの5周年を皆さまと一緒にお祝い致しましょう!
イベント期間中(9月3日~9日)のご来店を心よりお待ち申し上げます^^

『グレングラント1990 “バーテンダー à Tokyo” ボトル』 誕生!

ようやく、ようやくこの時を迎えました。

企画からおよそ1年・・・

私、Bar Sekireiの店主の夢とBar Sekireiに集うウイスキー愛好家たちの夢がついに形となって実現しました。

その夢とは遠いスコットランドの蒸留所からウイスキーの樽をひとつ丸ごと購入,瓶詰めし、オリジナルのラベルを貼ること。
そして、プライベート・ブランドのボトルとして世に出すこと。

かつて「プライベート・カスク(樽)」として大きなお店や複数のお店、著名人や有名なバーテンダーなどが所有することはあっても、Bar Sekireiのような、町の小さなお店にとっては途方もないことであり、まさに夢物語。。。
それがオープンからたった5年ほどでこうして実現し、しかもBar Sekirei単独で出すことができるのはお店がもたらしてくれた出会いの連鎖の奇跡としか言いようがないでしょう。

まずは発表させていただきます。
≪バー・セキレイ カスク クラブ≫が企画した、
「MANGA アート “バーテンダー” シリーズ」としての記念すべき第1弾、

『グレングラント1990 “バーテンダー à Tokyo” ボトル』です。

グレングラント1990その1

25年もの。限定239本,シリアルナンバー付き。
店主と、この企画を機に発足した「バー・セキレイ カスク クラブ」のメンバーたちの想いが詰まったボトルです。
Bar Sekireiのロゴマークも入っています。

グレングラントは1840年創業、スコッチを代表するスペイサイド産のシングルモルトウイスキー。現在、販売量世界第5位のメジャーブランド。イタリアにおいては、断トツのNo.1シングルモルトウイスキーです。
私たちは厳正な試飲を経て数ある蒸留所の樽の中からこの蒸留所の樽を選びました。

瓶詰をするにあたり、ボトルの顔となる「ラベル」をどうするかは最も重要なポイントでした。
やはり、「秋葉原」という場所にあるオーセンティック・バーならではの個性と主張が欲しいと思っていました。

そこで着目したのはやはりアニメや漫画などのカルチャーを取り入れること。
アニメや漫画のラベルといえば既に日本酒などの分野で「萌え酒」というものが存在していましたが、それではウイスキーのボトルにはどうしてもフィットしないと感じていました。
漫画やアニメの分野でありながらアートを感じられ、ウイスキーのボトルにしても違和感のない作品、しかも、よりボトルの価値を高めてくれる作品。
そしてこの企画がもし続くとするのであれば記念すべき第一弾として相応しい作品。。。

すぐにひとつの作品名が浮かびました。これしかないと思いました。
オーセンティック・バーを舞台にした作品、バーテンダーが主役の作品、これほど相応しいものが存在するでしょうか。

その作品の名前は現在グランドジャンプPREMIUMにて連載中の『バーテンダー à Tokyo』。

既に原作の漫画家、加治佐修先生とお知り合いにならせていただいたことは幸運でした。集英社『グランドジャンプ』編集部のご協力もいただき、快く表ラベルの原画を引き受けていただけることになりました。

そして、このあと何よりも私を喜ばせ驚愕させてくれたのはもうひとりの原作者、城アラキ先生のご協力をいただいたことです。
試飲の上で何かコメント文と・・・さらに直筆サインを・・・と恐る恐る尋ねてみましたらこちらも快諾していただきました。
「これは大変なことになってきたぞ」と武者震いをした瞬間でした。

こうして完成したラベル、バー好きには有名な人気漫画『バーテンダー à Tokyo』の主人公、佐島 蓮がBar Sekireiのカウンターに立つ、加治佐修先生描き下ろしイラストが表ラベルを飾ります。
よりアート感を演出するため、先生は久しぶりにアクリル画で描かれたそうです。本当に高級感のある素晴らしいラベルになりました。
しかもありがたいことにこの原画を当店にプレゼントしていただきました。後日、きちんと額装してから店内に飾らせていただきます。

グレングラント1990その2

裏ラベルには城アラキ先生の試飲後の詩とサインが添えられています。とても重みのあるボトルとなりました。

グレングラント1990その3

お二人の原作者さまとコラボレーションし、このボトルには私たちにとってこの上なき栄誉と価値が与えられました。
加治佐先生、城先生、そして集英社グランドジャンプ編集部の皆さま、本当にありがとうございました。

グレングラント1990その4

『バーテンダー à Tokyo』は集英社「グランドジャンプPREMIUM」にて好評連載中、そして4月19日にコミック最新第7巻が発売されたばかりです。このボトルに興味を持たれた方は既刊も含めこの機会にぜひご購読ください。

グレングラント1990その5

さて、あとはこのウイスキーがいつから飲めるかということですが。。。

私たちが見た秋葉原のオーセンティック・バーならではの夢を・・・、ご一緒に味わってみませんか?ボトル販売に先駆け、4月28日(木)より当店にてショット売りを開始させていただきます。
また、現在制作中なのですが、注文して飲んでいただいたお客さまには記念として表ラベルに使用した原画をポストカードにしてプレゼントさせていただきます(加治佐先生、編集部に承認済みです)。

ボトル販売についても気になる方が多いかと思いますが、基本的にこのボトルは「バー・セキレイ カスク クラブ」で企画、瓶詰されたもので大半のボトルは既に会員へ分配されております。
ほとんどは各会員の贈答用や自己保管分にまわされるものと考えられます。
Bar Sekireiにおきましてもまずはお得意様への贈答や、本来のショット売りを優先にしたいと考えております。

一般販売分もあるにはあるのですが、総数239本のほとんどが会員に渡っているため、実際の一般販売数はかなり少なくなるものと思われます。

現在、ボトルの価格や販売方法につきましては輸入・販売元と相談中です。予定ではおそらくゴールデンウィーク明けの5月9日(月)以降になるかと思います。
詳しいことが分かりましたらまたこの公式サイトやTwitter、Facebookでお知らせしたいと思います。
電話予約やお取り置きもできませんのでお店に直接お問い合わせいただくことはどうかご遠慮くださいませ。

今回の企画はまさに一大イベントでございました。
企画してから今までそれはそれは沢山のエピソードが生まれました。とてもとてもブログでは書き切れません。
なので、もし今年の夏コミに当たったら記録として1冊の同人誌にまとめてみたいなと思っています。
無事に完成して販売できたあかつきには同人誌購入者対象にボトル購入権利の抽選券とか付けてみてもいいかもしれません。
ボトルが残っていればの話ですが・・・^^;

最後に一括納品日でなければ出来ない写真を撮影しましたので貼っておきます。

グレングラント1990その6

う~ん、爽快!幸せです^^
夢の実現へ後押ししていただいた「バー・セキレイ カスク クラブ」のメンバーの皆さまにも最大限の感謝と祝福を!
ぜひ第2弾も実現させましょう!

 

『第28回N.B.A.ジュニアバーテンダー・カクテルコンペティション関東統括本部大会』にて当店スタッフが入賞!

当店にとっては記念すべきお知らせです。

2016年3月6日(日)、ホテルイースト21東京にて
『第28回N.B.A.ジュニアバーテンダー・カクテルコンペティション関東統括本部大会』が開催され、この大会に当店スタッフの酒井祐が出場しました。

第28回N.B.A.ジュニアバーテンダー・カクテルコンペティション関東統括本部大会ポスター

酒井はそれ以前に行われた渋谷支部予選会をなんとか通過し、このたびの大会に出場できたわけでございますが、結果として「銅賞」を受賞することができました。

28回関東ジュニア出場 酒井祐

2014年12月から当店スタッフとして加わり、全くの初心者から始め今日まで約1年3ヵ月修行してきました。
当然今回の大会で初出場となったわけでございますが、私の想像を超え、上出来過ぎるスタートを切ったと思います。
店主である私自身がコンテストというものに全く興味が無く、当店スタッフに出場を勧めるようなことは無いであろうと思っておりました。
よって当店にとりましてもスタッフが大会に出場したというのは初めてのことであり、なおさら今回の結果にはたいへん驚いております。

この結果は酒井本人の「出場したい」、「チャレンジしたい」という強い気持ちと本番までの弛まぬ努力が実を結んだのだと思います。運に依るところも大きかったのではないかと思っておりますが・・・。まあ、それも普段の努力が引き寄せてくれたのかもしれません。

しかしながら何よりも大きかったのは普段から当店にご来店いただき、酒井を応援、可愛がっていただいたお客さまの存在、そして練習会に積極的にお誘いいただき、励まし、時には厳しくも温かく指導していただいた日本バーテンダー協会の諸先輩方の存在です。

秋葉原でバーを開業して以来、日頃より孤立ゆえの情報不足、よってスタッフに対して十分な指導を行えないのではという懸念を抱いておりました。
そのような心配を吹き飛ばすほどに、多くの諸先輩方に十分過ぎるほどのご指導をいただきました。
ご自身の多忙なお仕事がある中でいつも酒井を気にかけていただいたことに心からの感謝を申し上げます。

また、ご来店のたびに酒井に声をかけていただき、声援を送ってくださった全てのお客さまにも深く、深く感謝申し上げます。

そして、もうひとつ。
酒井の当店での勤務を後押しし、陰ながら応援してくださっている酒井のご両親さまにもお礼を申し上げます。日頃のご理解に感謝致します。
本人は嫌がっているようですが、いつかコッソリでもいいのでコンテスト会場に応援に来ていただければと思います。

これからも、スタッフ酒井と当店をどうぞよろしくお願い申し上げます。

このたびは誠にありがとうございました!

★酒井へのご声援に感謝致しまして、2016年3月7日(月)より1週間ほど銅賞受賞カクテル「elf(エルフ)」を割引価格にてご提供させていただきます。ぜひお試しくださいませ。

創作カクテル 「elf(エルフ)」

カクテル名:『elf(エルフ)~妖精~』

レシピ:
プリマス・ジン・・・30ml
エルダーフラワー・リキュール・・・10ml
メロン・リキュール・・・10ml
アーモンド・シロップ・・・5ml
フレッシュ・ライム・ジュース・・・5ml

デコレーション又はガーニッシュ:
レモン・ピール,食用花,マラスキーノ・チェリー

創作意図:
自然と豊かさを司る妖精「エルフ」。とても美しく若々しい外見を持ち、魔法の力を持っているとされる神秘的な存在を、グラスに表現致しました。

2016年 明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

昨年中も多くのお客さまにご来店いただき、誠にありがとうございました。

昨年頃から加わったスタッフたちもようやくお店に馴れ、日に日に成長していく姿を頼もしく感じます。

さて、今年は当店にとりまして記念すべき「開業5周年」の年となります。
オープン当初より“変化し続ける街”秋葉原で商売をするにあたり、5周年もつことがとりあえずの目標と定めておりましたので、ようやくここまで来れたという感じが致します。
これもひとえに皆様方のご支援のおかげと感謝しております。

これまで「○周年」と云われましてもどうも実感が湧かずまだまだと感じておりましたが、目標の5周年を目前にし、今年ぐらいは何かセレモニー的なことを少し大きめに行おうかと考えております。

今年は次の目標である「10周年」への基礎を固める年と思っております。これまでの現状に満足することなく、いったんお店を解体するぐらいの気持ちで更なる改革を試みていきたいと思っております。
これからの当店にぜひご期待くださいませ。

今後とも変わりなきご支援を承りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

店主

2016年新年イメージ画像